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平成18年1月27日

新区長会挨拶

 皆さん、こんにちは。市議会議長の中道です。市議会を代表して、ご挨拶を申し上げます。この度、長年の念願であった笠原町との合併が実現しました。

本日は、合併後、初めての区長会です。新たに8名の区長さんをお迎えし、総勢48名のそうそうたる区長会となりました。市議会は、新しい8名の区長さんを大いに歓迎いたします。大変ご苦労をお掛けいたしますが、今後もより一層、住民福祉の向上にご尽力を賜りますようお願い申し上げます。

 さて、多治見と笠原の地域自治組織とでは、考え方に少し違いがあるかも知れませんが、少しずつ慣れて頂くようお願いいたします。

多治見市では、行政と自治組織は、お互いに対等な関係であり、まちづくりのパートナーであるとの考えを持っています。
例えば、市の広報配布などの業務は、行政が自治組織に委託するという方法をとっています。このため多治見市は、自治組織を行政の下部組織や、下請機関という位置付をしておりません。

 現在、国は合併、地方分権、及び三位一体の改革で、自治体に権限も財源も移譲し、自治体が自己決定・自己責任で自らの街づくりを行うことを勧めています。言い換えますと、自治体は自立して地方自治を行えと言うことです。
そして、この地方自治うち、大変大きな部分を皆さんの地域自治組織が担うことになります。

人口の減少と少子高齢化社会による税収減の時代を迎えて、好むと好まざるとに関わらず、皆さんが今後の街づくりの主役になることは間違いありません。
皆さんの地区をどのような街にするのかは、皆さんが決定し、地域の住民と行政が協働して新しい街を作っていくことになります。私は、それこそが本当の意味での地方分権、つまり都市内分権の実現になると考えています。

 市議会は、この23日に新しい11名の議員さんをお迎えし、歓迎の式典と懇親会を催しました。そして早速、2月1日からの3日間、合併に伴う臨時議会を開催いたします。新しい市議会の出発です。
35名の全議員が融和し、心を一つにして、笠原の方々と共に新しい多治見市の発展に邁進したいと考えています。どうか、区長会の皆様の、ご理解とご協力をお願いする次第でございます。

 最後になりましたが、区長会の益々の発展と、皆様のご健勝ご多幸を祈念いたしまして、私の挨拶と致します。

多治見市議会議長 中道育夫

 

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