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平成15年9月14日

多治見市長

西寺雅也 様

第34区ホワイトタウン自治会

区長 平瀬泰宏

 貴職におかれましては、日夜、市民住民のためにご尽力を賜り、深く感謝を申し上げます。また、9月6日には、脇之島公民館において「新処分場説明会」を開催していただきまして、誠にありがとうございました。

 さて、その説明会でも住民から指摘がありましたが、私どもは新処分場の位置決定理由に関し、いくつかの不明な点がありますので、下記のような要望を行います。宜しく善処されたくお願い申し上げます。

要 望 事 項

1.市は旭ヶ丘での施工が安全性に疑問があるとの見解ですが、軟弱地盤に対する対策工は技術的に可能であると考えられます。もし安全に施工できないとするならば、技術的にできないことを納得できるように説明して下さるようお願いいたします。

2.3箇所の候補地に対し、多治見自然の会や多治見植物の会などの皆様が調査をされた結果、大畑では懸念された「希少種」は発見されなかった、との説明がありました。

 私どもは市民で構成される同好会の皆様がボランティアで自然環境調査を実施されたことに感謝を申し上げます。しかしながら、調査期間が1日であったことなどから、重ねて専門家による正式な調査を希望すると共に、その結果をもって判断したいと考えています。改めて、自然環境調査の実施をお願いいたします。

3.都市計画と土地利用の面から、旭ヶ丘は「準工業地域」であり、「美濃焼きと連携した観光ゾーン」である。大畑は「無指定」地域であることから候補地として大畑が適している、との説明がありました。

 しかし、私どもは都市計画決定、いわゆる線引きの目的からみて、最終処分場を市街化調整区域に建設するよりも、準工業地域に建設する方が適していると考えています。また、全国に誇れる先進的な最終処分場を建設するならば、他市からの視察者も増加することが考えられ、見方を変えれば最終処分場が観光資源にもなると考えています。これらの点に対する市の見解を求めます。

以上

 

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